当院ではお子様が痛くない・怖くない治療を心がけています。
むし歯を削る際も、低速で軽いタッチで削ると、お子様の負担も少ないです。
「これくらいの強さで歯に当てるよ」と、あらかじめやさしく肌に触れてみて、心の準備をしてもらってから治療するなど、恐怖心を取り除く工夫をしています。
また必要に応じて麻酔も行いますが、表面麻酔をして、小児用のさらに細い針を刺しますので、ほとんど痛みはありません。
悪いところは治して、生涯に渡る予防習慣を身に付けて欲しいと願っています。
予防メニューとしては
①フッ素塗布
フッ素には歯を強くする効果があり、むし歯になりにくい歯にする予防法です。乳歯の柔らかい歯にフッ素を塗布することで、むし歯菌を発生させる酸に負けない歯の表面にすることができます。
また、むし歯になりかけた部分の自然修復(再石灰化)を助けることもできます。
②シーラント
歯ブラシが届きにくい奥歯の溝をプラスチックの材料で埋める方法で、汚れが着くのを防ぎます。
主に生えて間もない「6歳臼歯」や「奥歯」に行います。生えたばかりの永久歯は磨きにくく、歯質も弱いため、むし歯になりやすい箇所です。
そのため、シーラントで溝を埋めることで効果的にむし歯の予防ができます。